草木染め
自然の恵み(果物や植物)を活かし、布や糸を染める日本古来の伝統的な染色技法。
丹波山村
山梨の東北部。丹波川と雲取山、飛龍山、大菩薩嶺など険しい山々に囲まれた自然豊かな村。
草木染めの特徴
果物や植物などの天然の染料を使用するため、環境にやさしく、肌にも良い染色方法。
植物の色素には、光や時間の経過によって変化する特徴があり、年数を重ねるごとに変化していく色合いを楽しめる経年美化、防臭効果、防虫効果などのメリットが多く含まれています。
草木染めは手間と時間がかかるため、大量生産は出来ませんが、手作業で丁寧に染めることから、一点一点違った独自の風合いをお楽しみ頂けます。
染色の工程
1.染料の原料となる草木を集め、泥などを綺麗に洗い流します。
2.染まりやすくするためTシャツやバッグを下地処理します。
3.草木を煮出し染料を抽出します。
4.抽出した天然の染料にTシャツやバッグを浸けて煮出します。
5.繊維に染料を定着(色止め)させるために銅や鉄、アルミで媒染します。
6.色の出方により4と5を繰り返し色を調整していきます。
7.水洗いし、干して完成です。
COLLABORATION STORY
丹波山村でタバジビエ(ジビエ料理)を営んでいる保坂くんに紹介してもらった、
草木染め職人モリエ師匠。
色々とお話を聞かせてもらっているうち直ぐに師匠の人柄に惹かれ、弟子入りを決意。一緒に草木染めをしてもらえることになった。
この道40年以上にもなる師匠の知識と経験をお借りしながら、四季折々、丹波山村に自生している旬の植物で染色していきます。
単色染めとはまた一味違う、師匠渾身の作品も不定期ですがリリースして参ります。
自然のパワー「草木を纏う気持ち良さ」を是非体感頂ければ幸いです。